4.ジュニアののトレーニング

ジュニアのトレーニングのありかた


 『ゴルフと体力』でも述べてあるように、子供が運動に関係する体の機能で最も早く発育するのは脳や脊髄であるため、技術の習得が先となります。

 中学生以下の子供には、スイング作りから入ることをお薦めします。
その際、力強く振ることを教えずに正しいグリップ、セットアップの基本とゆったりしたスイングリズムを身につけさせることを徹底します。この頃に変な癖をつけさせてしまうとその後に直すのは時間がかかってしまいます。そして、無理に遠くに飛ばすことを要求してはいけません。
正しいスイングの結果ボールが飛ぶのであって、ボールを飛ばす目的としたスイングを教えないことです。
この時期に正しいスイングを身につけていけば、その後の筋力アップ(中学・高校)で飛距離は自然に伸びていくのです。
中学・高校と基礎体力がついてきたら筋力トレーニングをすると効果的です。

小学生のうちは、体全体を使うスポーツなどをしていることが望ましいです。体力トレーニングは中学・高校生になってから本格的に始めると良いです。


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