ゴルフ心理学
4.タフなゴルファーになるための方法
(3).ポジティブ・シンキングを心がける |
ゴルフにはミスはつきものです。自分の犯したミスを過度に批判したりいつまでもこだわっているようでは、その後の安定したショットは望めません。 朝一番のティーショットでOBを打って仲間から「残念だったね」との声が聞こえた。こんな時「自分はなんて馬鹿なんだろう」「もうこれで1日が終わりだ」とがっかりするか。それとも、「自分の実力だから仕方ないさ」「プロだってOBするんだから」と楽天的に考えた方がよいのだろうか。 スポーツ心理学によると、後者のような楽天的な物の考え方がその後のミスを最小にすることを明らかにしています。いわゆるポジティブ・シンキング(肯定的思考)というものです。 自分の犯したミスを過度に責めたり、自分自身を批判したり否定しないで、良い方向へ良い方向へと楽天的に考えるやり方です。 したがって、ミスショットの原因を悪い方向に考えてしまわずに、肯定的・楽天的考え方をすることによって、その後のプレーに悪影響を及ぼさない様にする発想が大切となります。 「OBを打ったら次はナイスのショットの番だ」 「ミスショットがあるから自分の成長がある」 「多くのことを学べるのは上手くいったときよりも、ミスしたときだ」 「自分だけがプレッシャーを感じているわけではない」など..。 タフなゴルファーになるには、プレッシャーの中で集中することに慣れていくこと、ミスのあとの対処方法を上手くやることです。 |
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