ゴルフ心理学
5.イメージトレーニング


 イメージトレーニングとはゴルフでいえば実際に体を動かさないで心の中でスイングしたりボールを打っている様子を想像して行う練習のことです。


外的イメージ 
 プロゴルファーなどがスイングしたりボールを打っている様子を外から観察しているような、いわゆる「見ているイメージ」のことです。プロのスイングを見ているようなイメージなので視覚的なイメージが主になっています。
外的イメージを取り入れたトレーニングは、どちらかというとビギナーからHDCPが多いプレーヤーに適しています。
内的イメージ
 自分自身が実際にスイングしている時のイメージを言う、「遂行しているイメージ」です。
自分がボールを打っているときのイメージですから様々な感覚のイメージが含まれます。
1. スコアメークのイメージトレーニング
ある程度ゴルフがうまくなったら「内的イメージ」が主体なる様に、つまり、自分が実際にスイングしたりボールを打っている時の様々な感覚を感じながらイメージトレーニングをしたほうが効果的です。
2. 良いイメージを強める
ひとつの方法としてラウンドしている時の良いショットをメモしておき、ラウンド後にそのイメージを想起させ強めると効果として良くなることが多いです。
3. リラックスした状態や絶好調のイメージを描く。
緊張しすぎると普段の実力が発揮できません。体が思うように動かなかったり、冷静な判断が出来なかったり、そんな経験があると思います。
では、リラックスする方法は・・、

a. 深呼吸
1呼吸が10〜20秒の腹式呼吸を繰り返す。
息を吐き出すときにリラックスしたイメージを描くと効果的。
b. 音楽方法
自分の最もリラックスできると感じる曲を選び、その曲を浮かべると気持ちが落ち着く。
c. イメージ方
最も安心する好きなものをイメージする。


上記の方法が簡単に出来、効果があります。
また、イメージトレーニングは技術練習と組み合わせて行う方が効果があり、イメージトレーニングだけでは効果は薄れてしまいます。

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