ゴルフ心理学
3.プレッシャーはマイナスなのかプラスなのか?

 プレッシャーにかかると、上手くいかないプレーヤーが大半です。そのために、プレッシャーを悪者扱いする傾向が多いのは事実です。
それは、かなり正しいですが100%正しいとは限りません。なぜなら、プレッシャーを感じた時に無我夢中でやったら上手くいったケースがあるからです。
例をあげると、ショートパットの時ひたすら打つことだけに集中し、このパットをはずしたらまた50が切れないなどと考えずにプレーしたら上手くいったなどです。
この他、皆さんもいろいろなケースでプレッシャーをプラスの方向に働かせていけば成功することでしょう。
 緊張感がなくなるとダラダラとしたプレーに終わってしまう場合があり、集中力が欠けたいわゆる「プッツン」状態になるといくら上手くやろうとしてもなかなか回復できません。このためにも少しは緊張感やプレッシャーが必要となるわけです。

ここで、ショットの時に、集中力を高める方法の紹介をしましょう。
プリショットルーティンについて説明します。

☆プリショットルーティン☆


 正しいセットアップを作るために一定の動作手順でグリップ、狙い、アドレスが出来なければなりません。常にどのクラブを持っても、いかなるところから打つ時でも一定の手順で一貫性があるセットアップが出来れば、良いテンポとリズムでスイングが出来るはずです。
このルーティンをすることで、こまごましたチェックポイントを自動化させ外部から雑念を取り除くことができ良いショットの確立が高められるのです。

手順 ボールの後方に立ちボールとターゲットを仮想の直線で結びターゲットライン上1m以内に目印をみつける。
次に右手でクラブを持ち右手右足から入り、目印とボールを結ぶターゲットラインにクラブのリーディングエッジをスクエアになるように合わせてグリップをつくりスタンス、ボールの位置を決める。
ワックルやタッピングをして微調節しながら体が固まらないようにしてボール、目印、ターゲットと目線をつけて最後にフォワードプレスをきっかけにスイングにはいる。

 このプリッショットルーティンをマスターすれば集中力を高められ、ナイスショットの確立もよくなるはずです。

 次はタフなゴルファーになるための方法です。


[HOME] [ゴルフ心理学TOPに戻る] [ 次に進む ]