ゴルフによるスポーツ障害
疾患と治療
肋骨骨折 | ||
病態 ・ 症状 |
ゴルフの練習により何度も体を捻り外力が加わることのより肋骨が疲労骨折を起こします。これは金属が同じ場所で何度も曲げ伸ばしされて折れてしまうのと同じです。だいたいはレントゲン上はっきりとした骨折は見られない事が多いですが顕微鏡レベルの骨折が見られます。 症状は骨折部位の疼痛で、体を動かしたり、咳・くしゃみをしたりしても痛いです。 |
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治療 | 1.胸部ベルト | 骨折部を固定して痛みを軽減します。ギプスのかわりだと思ってください。 |
2.安静 | 痛みがとれるまでは無理なことはやめましょう。ゴルフも痛い間は禁です。ベルトで固定して3〜4週間すれば痛みもなくなるでしょう。 | |
3.薬 | 湿布薬のを貼る。(湿布は消炎鎮痛剤入りのもの) 痛みが強いときは病院で消炎鎮痛剤を処方してもらいましょう。 |
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その他 | 肋骨骨折は注射しませんので安心して病院へ行きましょう! |
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